経験談

【ズバリ】野球で勝つチームを作る為に必要なこと 5選

フライの打球処理で、ボールが太陽に被ったので、帽子で隠そうとするが、ボールも隠れてしまい窮地に追い込まれる

どうも皆さんこんにちは。

ベスボ部録運営者・部長のきみおです。

僕のプロフィールです。

興味がある方はご一読ください~^^

管理人プロフィール自己紹介 皆様どうも初めまして。当ブログを運営しております私、「部長」と申します。 当ブログ「ベスボ部録」にお越し頂きありがとう...

それではさっそく本題に入っていきましょう^^

今日の話題は

結局、野球で勝つチーム(強いチーム)ってどんなチーム?

その定義について解説していきたいと思います。

球児Aくん
球児Aくん
速い球を投げられる投手がいるチームが強いの?
球児Bくん
球児Bくん
ホームランを沢山打てるバッターがいるチームが強いの?

 

そんな疑問に、僕なりの回答をお話しできればと思います。

【結論】野球で勝つチームを作る為に必要なこと 4選

早速結論から行きましょう。

野球で勝つチームを作るために必要なことは下記の通りです。

野球で勝つチームを作るには?
  • 役割の明確化
  • エースと4番の確率
  • KYの存在価値
  • 局面シェアリング
  • 調子良し悪しワールドからの脱却

さっそく本題に入っていきましょう。

勝つチームになる為に必要なこと① 【役割の明確化】

まず一つ目は、役割の明確化です。

勘違いしがちなのが

〇〇がレギュラー

〇〇がベンチ

といった、格付け的な発想です。

ここでいう役割とは、

それぞれがどの分野で「チームに貢献できるか」「貢献したいか」

という話で、監督が職権乱用で「使いたい選手を使う」という役割をはめ込むという意味ではありません。

そしてこの役割は、チームの中での役割と、試合の中での役割があります。

チームの中での役割

一番簡単のなのは、キャプテンとか副キャプテンですかね。

チームによっては寮長だったり、グランドマネージャーだったり、色々あると思います。

チームの中での役割は、それぞれの立場で権利と責任をもって

「今、おかれた立場でチームにとって必要なこと」を実行していく必要があります。

「ムードメーカー」なんて存在も、チームの中の役割として話題になったりしますが

反対に、「口数の少ない寡黙な努力家」も立派な役割になります。

だから、テンション高くすることが苦手な選手もそのままでOKです。

でもたまに、テンションぶち上げが見れると仲間は喜ぶと思うので

たまーにアゲアゲま姿を見せてあげてもいいかも^^笑

試合の中での役割

試合の中での役割は、試合に出ている・出ていないは関係ありません。

【勝つために】チームとしてやるべきことを守る・実行する必要があります。

試合となると、チームの中での役割とは全く話が変わってきます。

投手であれば

  • ゲームを作る
  • アウトを獲る

打者であれば

  • 出塁する
  • 進塁させる
  • 走者を還す

 

これらがベースの役割であることに違いはありませんが、

試合ですと、その他にも色んな役割を求められます。

例えば、打者で言えば

期待度高

  • ホームラン(もしくは長打)を求められる場面
  • 出塁のみを求められる場面
  • ランナーを還してほしい場面

期待度中

  • 粘って球数を稼いでほしい場面
  • ゴロ打ってほしい場面
  • 外野フライを打ってほしい場面

期待度低

  • 思い切りフルスイングしてほしい ※結果度外視

 

 

など、まだまだたくさんの役割を求められる場面があります。

その役割を

「今、チームに求められているのは何か」を選手自身に察する力がある

それを実行できる技術が選手に備わっているチームは勝てます。

そもそも技術的に出来ないことを求めても無理難題ですが

「あいつならできる」「自分ならできる」

「最低限これならできる」が把握できていることは、勝負の世界で大きな意味を持ちます。

 

勝つチームになる為に必要なこと② 【エースと4番を作る】

どのチームにも存在するエースと4番。

なにもコレは、チームの中で圧倒的に能力の長けた選手が座るポジションではありません。

この2席は、

誰よりもチームのために、腕を振れる選手であり、バットを振り切れる選手の席です。

加えて、ほかの選手たちが、

こいつの為に点を取る

こいつの為にチャンスを作る

そう思わせるプレーヤーであることが大切です。

それは、エースと4番に勝敗の責任を負わせ、

おんぶに抱っこで他の選手たちが楽をする訳ではありません。

当然、勝負を左右するシーンで自分に回ってきたら誰も助けてはくれません。

1対1の勝負です。

自分で決めるしかありません。

ですが、チーム全体が信頼できるエースと4番の存在は、間違いなくチームを結束さえる重要なポジションですし、

相手チームにとっても脅威になります。

こいつなら何とかしてくれる。

そういう信頼は、能力や実績だけでは積み上がりません。

日ごろの練習から私生活で、その責に座れるだけの覚悟を持った選手を軸に据えたチームの方が、チームとしての厚みを生み

勝つチームに相応しい形になるでしょう。

勿論、エースと4番以外にも多くの選手が同様のマインドでグラウンドに立てれば

おのずと、勝つチームへ成長していけると感じます。

 

勝つチームになる為に必要なこと③ 【KYの存在価値】

今しがた「空気を読む」だの「察する」だのという話をしたばっかりで

真逆の話になります。

KY力です。

皆さん、野球をやり続けていく過程で

「今日は厳しい」

「劣勢を打破できるイメージだとか戦略が沸かない」

 

そんなシーンがあると思います。

そんな時に、一気に空気を換えることができるのは、KYな選手です。

【KYとは】※古い言葉なので念のため、、、

K=「空気」、Y=「読めない」で、「空気が読めない」という意味である。あるいは、直接「KY」と忠告すると、「空気を読め」という意味になる。2006年ころから女子高生言葉として使われ、07年夏の参院選で大敗したのにすぐに辞めなかった安倍内閣を「KY内閣」と評したことで一般的流行語となった。現代においては「場の空気」を瞬時に読み取る状況判断能力が重要視されることを物語っているが、過度になると「主体性を喪失し周囲に迎合する」こととなり、これも問題である。ある意味、集団同調圧力が強い日本社会ならではの問題かもしれない。ちなみに、1977年に評論家の山本七平が著した『「空気」の研究』は、日本人論として、上述の意味の「空気」を分析した書である。

※コトバンク 抜粋

右向け右の風潮がはびこる近代日本において、

このKYな選手は時に、重要な役割を担います。

先ほど記述したように

ある経験則から「だめっぽい」「無理っぽい」という負の感情が沸き上がることはある意味仕方のないことですが

KYなる種族は、そんな空気もお構いなしに状況を打開するプレーをすることがあります。

計算しにくい選手はどうしても出場機会に恵まれなかったり、スタメンを勝ち取るケースは体感的にすくないと思いますが

どうにもならん状況を打破するのは往々にして、「KY」であることが多いです。

 

勝つチームになる為に必要なこと④ 【局面シェアリング】

試合の中で大事な場面ってあります。

例えば、同点、9回裏2アウト満塁の3-2とかですね。

でも、本当に大事な場面ってもっと前に存在しています。

いま例に挙げた、シチュエーションですが

仮に9回表の攻撃がダブルプレーで終わってしまった。とします。

そうなると、相手チームは最大のピンチを凌いで最終回の攻撃を迎えるわけです。

その時、勝つチームと勝てないチームで心構えに大きな違いがります。

【勝てないチーム】

最大のチャンスを逃した

【勝つチーム】

9回裏の先頭打者をアウトに獲ることが重要。

さらに言えば、先頭打者への初球が最重要だ。

と考えます。

勝利が目前だったにもかかわらず、そのチャンスが潰えて守備につく際、

局面をチーム全体で理解し、この後に待ち受けているであろう山場に対して全集中する。

これが出来るのと出来ないのでは雲泥の差です。

日ごろから、公式戦や練習試合で経験を積む中で、

本当に大切なゲームの局面を、試合後の反省会でダラダラ述べるのではなく

試合中に「今ここ」が踏ん張る場面であるのか、一気に攻め立てる局面なのかを

チームでシェアする心構えを持つだけで、その後の展開に違いが出てきます。

 

勝つチームになる為に必要なこと⑤ 【調子よしあしワールドからの脱却】

野球はチームスポーツです。

絶好調の選手もいれば、調子が良くない選手もいます。

そんな時に大切になるのが、「チームの約束事」です。

 

僕が所属していたチームでは、野球の上手い・下手は関係なく

調子の良し悪しでもなく、

誰もが心構え一つでできることをチームのルールに据えて戦ってきました。

具体的には下記の通りです。

  • 全力疾走
  • バックアップ
  • 規則正しい生活
球児Aくん
球児Aくん
それが試合に勝つことに何の違いがあんなん

 

そう思う方もいるかもしれません。

大切なのは、統率です。

調子が悪いからやらない。

調子がいいからやる。

そんなチームに勝利の女神は微笑みません。

愚直にチームに尽くす。

そういったマインドを全員が持てれば、

勝つチャンスが舞い込んできたときに

「ここだ」と意識を結集することができます。

それは、目には見えないかもしれませんが

間違いなく相手チームの脅威となります。

前述したチームのルールも簡単なようで、続けることはとても難しいです。

本気で頂点を目指したいのなら、意識して継続を続け

無意識でも実行できるようになれば、それはチームの伝統になり

見えない力を引き出すきっかけになってくれます。

【まとめ】野球で勝つチームを作る為に必要なこと 5選

以上、今日の議題を振り返ります。

野球で勝つチームを作るには?
  • 役割の明確化
  • エースと4番
  • KY
  • 局面シェアリング
  • 調子良し悪しワールドからの脱却

勝つチームになるためには、一朝一夕では成しえません。

 

野球人生は本当に一瞬です。

一日一日を大切に過ごしていってください。

ではまた。

 

 

ABOUT ME
部長
日本一3回、日本代表5回。世界と戦った経験や25年以上の野球人生で得たことを主に未来ある球児たちのために情報を発信していきます。また多くの野球人の悩みの解決や学びのきっかけになることをブログ運営の理念に掲げます。