監督の車の車種とナンバーを完全に把握している。
そして町で監督と同じ車種とすれ違うとドキッとする。
どうも部長です。
今回の記事では大谷翔平がストイックな理由というテーマでお話していきたいと思います。
で私、野球選手として28年間、全日本入り5回、日本一3回、現在会社員をやっておりまして。
サラリーマンと、ブロガーと野球スキルアドバイザーの自称三投流で生計を立てる一般男性です。
皆さん日々ですね、
海の向こうから明るいニュースを留めなく送り続けてくる大谷選手を神と崇め続ける毎日だと思うんですが。
そんな大谷選手の活躍に刺激を受けて、
とか思っちゃってるんじゃないかと
しかし、一方でですね
そうなってしまうのでないでしょうか。
かくいう部長自身も、「鬼三日坊主」略して「鬼坊」の異名を持つほどの能力の持ち主でしたが
ある期間でですね、当時の宇都宮市で最もストイックな高校生と呼ばれた時期があります。
じゃあなんで鬼坊だった部長が、その期間にストイッカーになれたのか。その時期の事を思い出しながら考えうる理由についてといった感じで
大谷選手がストイックな理由そして「鬼三日坊主」略して「鬼坊」だった部長でもストイックな日々を手に入れた理由はなんだったのか。
しがないサラリーマンが独断と偏見で切り込んでいこうかと思います。
大谷選手がストイックな理由 結論
まず前提としてですね
大谷選手の凄さについて列挙したら記事の完成までに50年かかると思うので全部は割愛してこれぞ!な部分を上げていこうかと
これ結論、部長の経験則から言えるのは以下の3つなんじゃないかと
- 夢中界の住人
- 終わりを意識しているから
- やったことを「繋げる」信念
さっそく一つずつ大谷選手のスイーパー並みの角度と切れ味で考察していきます。
大谷選手がストイックな理由① 夢中界の住人だから
皆さんですね
夢中になったことありますか?
ここ一応、野球のブログなんでとりあえず
野球に夢中になってますか?
って質問だと捉える人もいると思うんですが、
別にゲームでも、片思いのあの子でも、脇から屁の音を出すことでも、給食の牛乳を2秒で飲み干すことでも何でもよくて
で、ここまで範囲を広げると、これ大体の人が
夢中になったことくらいあるわ!
と喰い気味に反応できると思います。
これ結論。部長の持論でですね、夢中の中にも深度があると思ってまして
- 自作の夢中界なのか
- 外的要因による夢中界なのか
この2パターンなんじゃないかと
自作夢中界
これ部長の実体験を話すと、
中学生くらいまでは、自分の野球センスというものに対して、まぁそこそこ宇都宮市内ではピカッと光るもの持ってんじゃないのとかイキってきた一方で
中学時代くらいまで、部長はバッティングが死ぬほど嫌いでして。
というのも、幼少期から身長が極端に低く、まぁそのうち成長期になれば、チェホンマンくらいの身長になるやろと悠長に構えていた結果、
全校集会の前ならえで常に最前列で腰に手を当てて軍を統率していましたと。
で、その低身長があいまってですね
皆さんお気づきの通り、貧弱チビプレーヤーとして野球界で息していました。
その分、小回りだとか機敏さで勝負を仕掛けようと目論んでいた中で、
勿論チームの練習では、誰よりも華麗にゴロを捌いて行くことに心血を注ぐわけです。
ただ、チームの守備練習ではですね、受けられるノックの数に限界がありますと。
他の部員も受けるし、何よりコーチとか父兄の父ちゃん母ちゃんじいちゃんばあちゃんの体力ゲージが、みるみる減っていくのが手に取るように分かりましたと。
そこで考えたのが、ボコボコの壁を相手にした無限の守備練習なんですね。
※親友の壁です↓
こいつが絶妙にランダムに、ボールを跳ね返してくれて全く読めないんですね。
それでいて体力は無限。
こんなパートナーが近くにいたことこそが、とても幸運でした。
部長はこの親友と日が暮れるまで、時間を共にするわけです。
自分の動きとの対話。壁との対話。これを無限ループしていました。
これがまさに自作夢中界への突入になったわけです。
具体的にはこんな世界線で没頭してました。
- バウンドが合わなくても、イケメンなハンドリングで捌きたい
- バックハンドの捕球をもっとイカした感じにしたい。
- 逆を突かれても反応しやすい目線ってどんくらいの高さや
- 凸凹壁のどこに当てたら、自分の右側に跳ね返るのか
- え、これコントロールの練習にもなっとるやんオモロ。
- 明日の給食の揚げパンは、学校休んだ分のヤツのジャンケン大会になる。
- チョキから攻めよう。
- で、アイツが勝ち残ったらいつもチョキ出してくるから。グーで息の根を止める
こんな感じですと。
自分の守備の土台が磨き上げられたのは間違いなくこの自作夢中界にいる時間でした。
とはいえ最近では、壁あて禁止!の公園などが多くなってしまったのが残念ですが、OKの壁があれば平らな壁でも全然OKです。
リアクションボールをアマゾンでポチっておけば問題ありません。まじオススメです。
結論これ、大谷選手の入り込んでる世界線はこの自作夢中界だと思ってまして。
これ一体どういう事なのって話になると思うんですけど
やりたい事とか、やりながらの妄想がたんまりありすぎて、永遠に飽きがこない。
皆さんも夢中界の住人になることを目指していただけたら
勝手に何かしらの二投流になれるんじゃないかと。
危機からくる夢中界
これまた部長の実体験からのお話なんですけど
高校時代に同じタイプの内野手がおりまして
その彼は中学時代から硬式野球チーム(シニア)に所属しており
硬式ボールでの野球というものに完全に慣れていました。
かくいう部長は、中学まで学校の部活動として野球をやっておりましたので
硬式ボールにもまだ慣れていない。
守備のレベルも、イキっていた自分が恥ずかしくなるくらいレベルに違いがありました。
そこで部長が思ったのはシンプルに
この危機感です。
それからというもの、彼の一挙手一投足を真似することから始めたんですね。
まずは、完コピだと。
投げ方・取り方・構え方・しゃべり方・お昼のお弁当の中身。
全て盗みました。
さらに、その彼よりも数をこなすことでそのうち追いつくと高校生なりに考えたわけですね。
それともう一点が、同じく高校時代に学校人事で慕っていた監督と部長が電撃解任されるということもありました。
父母会・OBを巻き込んで何とか元の体制で再スタートを切ることが出来ましたが、
その時「甲子園に行けなかったら、また監督・部長を異動する。」が元の体制に戻す条件と言われました。
当然甲子園に行きたいという思いで高校野球を初め、その気持ちは持っておりましたが、
それからというもの、「行きたい」から「何が何でも甲子園に行く」
この目標達成の為に文字通り無我夢中の日々を過ごしました。
あまりにも切羽詰まった毎日でしたので、自分自身に余裕も一切なく、
常に気を張り詰めた状態でしたので、当時の仲間には絡みにくい雰囲気を醸し出しまくっていたので申し訳なかったなと今では思います。
無事、その年の甲子園に出場(翌年も後輩たちが出場)してくれて、慕っていた監督・部長が長く母校でご活躍される姿を拝見できて嬉しかったのを思い出します。
大谷選手に危機感があるかどうかは友達でもないですし、話したこともないので分かりませので、あくまで個人的な推察をすると
時間が過ぎること(野球選手としての賞味期限の短さ)への危機感
とも捉えられるのではないかと。
TV越しに流れてくる大谷選手のニュースを見ていると
凄すぎると思う一方で、生き急いでいるとも思えるくらい急速に階段を駆け上り続けているように感じます。
部長のような1凡人の成長スピードと、大谷選手の成長スピードが同じわけないですが、
誰も歩いたことない道を、誰も追いつけないスピードで駆け上がっていく様子は男としてカッコイイぞマジいかつい。
といつも思います。
大谷選手の活躍のニュースのおかげで、毎朝の満員電車もへっちゃらになってます。ありがとうございます。
話しが逸れましたが、皆さんもレギュラー剥奪への危機感や、ケガで離脱しないといけなくなった時の危機感など、様々な場面に出くわすと思います。
その時に感じる危機感は
人を必死にさせ。無我夢中にさせる、一つのキッカケに十分なるんじゃないかと。
大谷選手がストイックな理由② 終わりを意識しているから
先ほどお伝えした内容と若干かぶりますが
終わりを意識すること。これは非常に大切で、
- いつ終わるか分からない刹那の人生を意識している
- 終わる年齢まで意識している
これが出来る人と出来ない人では、
人生の解像度。いわば彩り具合に大きな差がでますと。
なにも悲壮感バチバチに日々を生きろって話ではなくてですね、
終わりを意識することで今日という日のありがたみが増すんですね。
ただ、毎日の生活が生き死の際。そんな毎日を送っている特に高校球児とかはですね
どうしても、「今日を凌ぐ」そんなマインドに支配されがちですと。
そんな球児に僕からワンポイントアドバイスをさせて頂きますと、
自分の選択肢に酔う
これに尽きるんじゃないかなと。
野球人生の終わりから逆算して、行動を選択する。
日々のルーティンワークで目標にたどり着けないなら、そのルーティンを壊して作り直す必要があります。
毎日同じことを継続することも大切で、それも大変な事なのは鬼坊の部長にはよく分かりますが、
同じことだけやっていればいい。
この考え方とはき違えないように気をつけましょう。
大谷選手がストイックな理由③ やった事を「繋げる」信念
今回のWBCでも良く取り上げられていましたが、大谷選手は
いわゆる「飲み会」には基本参加しないことが話題になりました。
これも恐らく、先ほどの話に結び付けると
酒を飲むことが目的達成を遠ざけている。という価値観や信念からきているのだと思います。
それすなわち、全て野球のパフォーマンス向上につながる為の行動を意識してのことだと思います。
他にも、日常には誘惑が沢山あります。
これらが、野球に繋がらないと自分で決めて、綺麗に線引きされています。
全部決まっていますね。決めていなくても野球に繋がるか否かで判断しているのは確定と言えるでしょう。
皆さんもこの辺りはですね、
今見ている部長のこの記事が果たして野球に繋がるのか。
今一度よく考えてみてはいかがかと。
繋がると思った方は、良いねとチャンネル登録よろしくお願いいたします。
YouTubeやってないけど。
まあそんな大谷選手もこの前、ネットニュースで、ビジネス書から自己啓発本まで
あらゆる書物を数日で読破しているという記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8114846d3591cf55577c9d3f19720bee34b83c81※引用元:週刊女性記事 【Yahoo!ニュース】 5/9記事
そのなかで、井上雄彦先生の描いた『スラムダンク』を、何度も読み返していたと記述がありました。
井上雄彦先生の作品は部長も大好きで、たくさん読んできました。
その中でも、『バガボンド』が野球に繋がりまくると思い、6兆回くらい読み返していました。
今回の大谷選手の記事内では記述されておりませんでしたが、、、
きっと大谷選手も読んでると信じてう。
この2作品は神過ぎるので、現代の球児にも一度は絶対に読んでいただきたいので是非どうぞ。
井上先生の人柄は下記のYouTube動画で、その深みを感じれます。
天才。
バガボンドは休載中ですが、その理由についても下記リンクからご覧ください。
井上先生の人となりが見えたりするので
病んでいる人は、井上先生も戦っていると思って踏ん張りましょう。
【チャンネル名】WORDS / モチベーションUP
こんな記事も書いてますんで、部長のバガボンド愛を感じてくれたら嬉しいです。
大谷選手がストイックな理由 まとめ
今日の話題を整理します。
- 夢中界の住人
- 終わりを意識しているから
- やったことを「繋げる」信念
まとめると
わたくし、部長の疲れを取る最高の方法は
『Max鈴木の大食いYouTube動画』を酒飲みながらじゃがりこを摘まんで
死んだように寝る。
以上です。