経験談

保護者の悩みどころ!?軟式野球から始めるメリットとデメリット

球児Aくん
球児Aくん
これから野球を始めたい!軟式野球を始めようと思ってるんだけど、そのメリットとデメリットはどんなものがあるの?
JP侍
JP侍
その疑問!25年の野球人生で野球で飯も食って来たJP侍が解決するよ!
サラリーマン太郎

今回は、これから野球を始めたい小学生や中学生、そしてその親御さんにも是非読んでほしい記事にしました。

僕自身も軟式野球を9年間やった経験がありますので、そのメリットとデメリットを一つずつ解説していきたいと思います。

早速やっていきましょう!

軟式野球から始めるメリットとデメリット 

JP侍の実体験を元に

軟式野球のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります

軟式野球から始めるメリット

  • 負荷の少ない重さで正しい投げ方を覚える機会になる
  • 怪我のリスクが少ない
  • 実は軟式野球の方がバッテイングにおいては難しい
  • 上記の点が軟式野球のメリットで逆にデメリットは

    軟式野球のデメリット

  • 軽いので、多少投げ方が悪くても投げられてしまう。
  • 打球が跳ねるので、腰高な守備の癖がついてしまう。
  • スピード感が軟式と硬式では違う。※硬式野球への移行初期に戸惑う
  • 以上の3点が主なデメリットと考えます。

    そう考える理由を自らの経験から以下で一つずつ解説して行きます^^

    軟式野球から始めるメリット

    軟式野球から始めるメリット

  • 負荷の少ない重さで正しい投げ方を覚える機会になる
  • 怪我のリスクが少ない
  • 実は軟式野球の方がバッテイングにおいては難しい
  • まず初めに軟式野球のメリットから解説していきたいと思います。

    負荷の少ない重さで正しい投げ方を覚える機会になる

    具体的には、軟式ボールは硬式ボールに比べて「柔らかく」「軽い」ので、肘や肩への負荷を抑える事ができます。

    特に体が出来上がっていない成長期の球児がいきなり重い硬式ボールは扱うのはかなり大変です。

    負荷の少ない軟式ボールで正しい投げ方を覚えることで、硬式ボールにチャレンジするときにスムーズに移行することが可能と言えます。

    僕はチビで非力だったので、少年野球時代に硬式ボールを遊び感覚で投げた時の感想は

    おんもっ!!ほんで硬ッ!!!です。

    絶句した記憶があります笑

    怪我のリスクが少ない

    私自身も小学校と中学校の9年間、学校の部活動として軟式野球をやっていました。  小学1年生から始めていましたので、いきなり硬くて痛い硬式ボールを扱う選択肢がそもそもなかったのは確かですが、たとえ小学校高学年から始めたとしても軟式野球から挑戦した方が後々メリットを感じる事が出来ると思います。

    具体的には、先述したように軟式ボールは硬式ボールに比べて「柔らかく」「軽い」ので、肘や肩への負荷を抑える事ができます。さらに、仮にデッドボール(死球)が当たっても、大きな怪我をさけられます。

    また、守備においてもバウンドが変化して体に当たることもあるでしょうう。そんな時に軟式野球の怪我のリスクは硬式野球に比べると低いと言えます。

    さらに、もし仮に硬式野球を始めたばかりの子が、不可抗力でボールに当たる事があった時、その痛みから野球を嫌いになったり、大きな怪我につながり野球を辞めざるを得ない状況になることもあるのは事実です。

    もちろん、軟式野球なら「全く怪我をしません」なんてことはありません。

    ですが、怪我に見舞われたとしても最小限に出来るのが軟式野球の大きなメリットと言えます。

    実は軟式野球の方がバッテイングにおいては難しい

    実は、軟式野球の方がバッティングにおいては難易度が高かったりします。

    これ、軟式野球と硬式野球を両方経験された事がある方ならわかると思います。軟式ボールはボールの上っ面を叩いたり、下をこすったりしたら、、、

    まず前に飛びません。

    なので正しくバットとボールを当てないと遠くへは飛んでくれないのです。硬式のトップレベルのチームですら軟式ボールでバッティング練習をしたりする程です。早い段階でしっかりとボールを見てバットと衝突させる事を無意識化にしておければ、後に硬式野球へ以降した時に、驚くほど簡単にボールを飛ばせます。

    この辺りは野球経験が長く硬式軟式の両方を経験した^^自分に近しい人の話を聞いてみるのもいいと思います^^

    軟式野球のメリットをざっくり解説しました。

    次に軟式野球のデメリットの解説に移ります。

    軟式野球のデメリット

    安全で始めたての方に優しい軟式野球ですが、反対にデメリットもあります。

    軟式野球のデメリット

  • 軽いので、多少投げ方が悪くても投げられてしまう。
  • 打球が跳ねるので、腰高な守備の癖がついてしまう。
  • スピード感が軟式と硬式では違う。※硬式野球への移行初期に戸惑う
  • おもにこの3点ですね。

    では以下で軟式野球のデメリットについて1つずつ解説していきます^^

    軽いので、多少投げ方が悪くても投げられてしまう。

    指導者の力量にもよるところですが、やはり最初が肝心で悪い癖はあなかなか抜けません。その悪い癖を硬式野球のステージまで持ち込むと、まぁ肩肘壊れます。そういう仲間たっくさん見てきました。

    ですので、今の時代は画像解析や動画などでいい投げ方をしている選手の情報はすぐにネットでキャッチできますので参考にしていただきたいなと思います。

    打球が跳ねるので、腰高な守備の癖がついてしまう。

    これ結構問題だと個人的には思います。高校1年のJP侍は9年間跳ねる軟式ボールで守備をしていたのに10年目から硬式ボールになるので全く跳ねなくなって戸惑いました

    トンネルしまくりです。

    もう、ひたすらゴロ捕球したのを覚えてます。コロコロ転がってくるボールを股を割って(お相撲さんのハッケヨーーイの時の形ですね)素手で捕る。それの繰り返しです。

    めっちゃ地味で萎えますけど、超重要なんで頑張ってくださいとしか言えません。笑

    スピード感が軟式と硬式では全然違う

    「スピード感」とは主に打球スピードです。

    始めに軟式野球に挑戦し、その後に硬式野球へ移行する選手の多くは、そのスピード感の違いに苦労することにはなると思いますが、もうこれは慣れるしかありませんね。

    以上になります^^

    補足:硬式野球から始めてはいけないのか?

    球児Aくん
    球児Aくん
    じゃあ硬式野球から始めることに意味はないの?ダメなの?
     

    という疑問も浮かんでくると思います。

    もちろん硬式野球にもメリットはあります。

    硬式野球のメリットに移ります。

    これは、上述した軟式野球のデメリットの逆ですね。

    ボールが重いのである程度正しい動作じゃなければ投げられない。

    指導者の方も、その辺りは重々承知していると認識しています。(沢山の指導者にお会いしてきた経験から)まずは正しい動作を手に入れてしまいましょう。

    打球が跳ねません。

    打球が跳ねないので腰を落とさないと取れません。始めから硬式なら自然と身についてい来ます。もちろん反復練習は必要ですが、硬式ボールの弾み方を早い段階で知っておくことで正しい捕球姿勢を自然と身に付けることが可能です。

    打球速度も、早くから慣れる事ができます。

    始めから硬式野球のスピード感に慣れておくことで、スムーズに高校野球に移行することが可能です。

    硬式野球のデメリットに関しても、軟式野球のメリットの逆です。

    保護者の悩みどころ!?軟式野球から始めるメリットとデメリット まとめ

    いかがだったでしょうか。

    最後にもう一度、今回の記事をまとめます。

    軟式野球から始めるメリット

    ・負荷の少ない重さで正しい投げ方を覚える機会になる

    ・怪我のリスクが少ない

    ・実は軟式野球の方がバッテイングにおいては難しい

    軟式野球のデメリット

    ・軽いので、多少投げ方が悪くても投げられてしまう。

    ・打球が跳ねるので、腰高な守備の癖がついてしまう。

    ・スピード感が軟式と硬式では違う。※硬式野球への移行初期に戸惑う

    記事の途中にも伝えましたが、バッティングは硬式野球から始めた方も、一度は軟式ボールで飛ばすことの難しさを試して欲しいですね。

    あくまで軟式野球上がりの野球経験者としての僕個人の意見です。

    別に「硬式野球から始めちゃダメー!」なんて全く思ってないですから誤解しないでくださいね!

    以上の事をぜひ参考にしていただけたらなと思います^^

    少しでも、野球を始められる方の後押しになれれば嬉しいです!

    ではまた^^

    ABOUT ME
    部長
    日本一3回、日本代表5回。世界と戦った経験や25年以上の野球人生で得たことを主に未来ある球児たちのために情報を発信していきます。また多くの野球人の悩みの解決や学びのきっかけになることをブログ運営の理念に掲げます。