使った後のボコボコの足場を、職人並みに完璧に平にするノウハウを持った人間が居る
どうも部長です。
今日は、ゴロを捕球する際に大切な事を、源田選手のプレーから学んでいこうかと思います。
で私、野球選手として28年間、全日本入り5回、日本一3回、現在会社員をやっておりまして。
皆さん日々ですね、
白い球っころを一生懸命に捕っては投げる、捕っては投げるを繰り返していると思うんですが、
「どうしても、守備が、、、」
とか、
「もっとカッコよくゴロを捌けたら、、」
とか
「源田選手のような内野手になりたい」
とか、
色んな事を考えて、息してるんじゃないかと。
今日はですね、
源田選手と共に海外で戦った経験をした部長が、
間近で見た事、聞いた話し、メディアで言っていた事を、皆さんに共有してですね
源田製造所の所長に就任したいと思いますと。
守備がうまくなると、チームから「安心と信頼」
もしエラーしても「しゃーない」の両取りが可能となり、
無双できます。
本記事を読んで、ガンガン守備を上達させましょう。
【結論】源田選手に学ぶ ゴロ捕球 コツ
結論から申し上げると、以下6つが源田製造の為に必要ない事なんじゃないかと。
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと① ボールを置く位置
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと② 「目線」へのこだわり
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと③ 一生懸命からの脱却
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと④ アイデアのだだ漏れ
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと⑤ 「柔」への探求
源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと ①ボールを「置く」位置
これですね。
皆さん、ボールを捕球しに行く際に、ボールを自分の体のどの位置に置いていますか?
文字で伝えるのは、難しいのですが、、
要は、
その打球、ボールを捕らなかったら体のどの部分に当たる?
これです。
結論これ、自分の捕球側の腕に当たるのが、源田選手の感覚ですと。
チームによっちゃ、ボールは正面とか左足の前とか
あると思うんですけど、上手い人が捕球しているポイントや、
ボールを置く位置をそのまんま真似した方が、
とか
とかいろいろ感じる。この感覚が守備が上手くなる上で重要なんじゃないかと。
もちろん
3000〜4000回は反復してみてから感じてもらえればOKです。
数十球受けて「合う、合わない」を判断するのは、行動して、判断した訳ではなくて、
生き急いで、行動する量を横着した。
ただそれだけです。
リンク張っときますんで、コレ何回も見た方がいいです。
ぶっちゃけこの動画だけでもいいんですが、
まだ話させてください。
源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと ②「目線」へのこだわり
皆さんですね。
日々、球っころ追いかけては捕って投げるを繰り返していると思うんですけど、
目線って意識して守備してますか。
一昔前は、ボールを追いかける所から「目線はぶらすな」と教わってきたと思うんですけど、結論これ間違ってると部長は思ってまして、
ってところだと思うんですけど
これ、「打球による」ってのが答えですと。
全力で追いかけないと追いつかない打球を、
目線をぶらさずに足だけ動かして捕球しにいくのはコレ無理なんですね。
俗にいうこういった状況です↓
こんなん漫画の世界だけで
例えば、ショートを守ってて目の前にボテボテのゴロが来ましたと。
その打球を、打った瞬間に捕球する時の目の高さに合わせて前進しても、これスピード出ますか?って話で
セーフになると思うんですね。
もちろん陸上の短距離選手みたく、頭下げで腕振って走るワケにもいかないので、
グラブはなるべく低い位置で肘を軽く曲げて腕を振って、追いかけるのがベストかと。
そこから、捕球時に目線を下げて、ランニングスローやらベアハンドスローに繋げていきますと。
もちろん。
運動神経悪い芸人の様に、初めから軸も目線もくそもない追いかけ方では、捕球の精度も下がるので、体幹を締めて、かつ腕はリラックスして自由度を保ちつつ、最高速度で追いかける。
これが重要で。
目線をぶらさない事に意識を持ち過ぎたらそーっとそーっと動いて、結果セーフを招きます。
逆に、打球が速く低く正面に来たのであれば、打球を追いかける必要はない訳で、目線を落として腕を下げて捕球に備える
つまり、目線は初めから低い位置で安定させる事ができる。
こういう考え方ですと。
この目線という観点から言えば、送球にも言えることでして、
低い位置で捕球した態勢から、送球する際に目線が一気に高くなる
当たり前ですが、時間も精度もロスしますと。
で、もっと深い話をすると、
間一髪のプレーなど、捕球から送球の時間がない場合は、捕球位置の高さに近い目線で送球に繋げる必要があるし、※例:キャッチャーが座ったままセカンド送球が典型
時間の余裕があるならば、捕球位置から自分の投げやすい高さまで目線を上げてしっかりいい送球を一塁へ届ける。
こんな使い分けもありますと。
源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと ③「一生懸命からの脱却」
これ結構、アマチュアの選手に多いなと思っていて
全力疾走 全力捕球 全力送球
俗に言う3Zの状態が多いです。
負けたら終わり!! とか 一発勝負!!
とか、そんなただの言葉に惑わされて、全力でやって結果エラーしたものはしょーがない。
そんな風潮があります。
一方で、なんかダラけてプレーしている様に見えるけど堅実なのに、やる気が見えなないから、覇気がないから、想いが伝わらないからと叱責されたり干される選手もいますと、
どのプレーも大切ですけど
重要なのは、1プレーの重要度、緊張感、プレッシャー全部感じてリラックスして動く。
これです。源田選手の守備の特徴である
- 頑張っている様には見えない
- サラッといいプレー
- 柔らかさと強さと速さと正確性
これらは力抜いてこそです。
これはもう死ぬほど打球を捕るしかありません。
以下、守備が上手くなる過程を羅列してみましたので
自分がどのフェーズにいるか確認しましょう。
- ボールを捕るのが楽しい
- ボールに当たると痛い
- ボールを捕るのが怖い
- ボールを捕れるようになって恐怖心がなくなる
- 試合で良いプレーができた
- もっとカッコ良いプレーがしたい
- 色気を出したい欲でプレーした結果、試合でエラーする(怒られる)
- 試合でエラーするのが怖い(怒られるのが怖い)
- 練習で自信を付けたい(怒られたくないから練習する)
- 練習でボールを受けまくる
- 自信がついてきたが試合で、またもエラーする
- 自信が揺らぐ
- 更に練習する
- ある一定レベルの守備力を手に入れる
- 「あんなに練習した」「エラーするはずがない」という想いが動きを縛る
- またエラーして、恐怖心が芽生え体が硬くなる
- 上手く動けない
- それでも練習を続ける
- あるところで「エラーするときはする」と悟る。
- エラーするとき自分のパターンが蓄積され、未然に防ぐを覚える
- 肩の力が抜ける
- 一生懸命度=アウトを捕れる確率ではない事を知る
- 試合で力を抜く感触を覚える
- プレーの自由度が増す
- 自分の力みに敏感になる
- エラーしたとしても心が揺れず、次のプレーがいつも通り
⑤~⑱の期間が異常に長い。そんな体感です。
源田選手の守備は、㉖のいつも通りに集約された結果
その安定感と普通感が、「源田たまらん」という代名詞を付けることになっているんじゃないかと。
部長自身、周りから「あいつの守備は上手い」という趣旨の話をいただけるようになったのは、⑤~⑱を最速でやり続けて、㉖のいつも通りの感覚を身に付けたからだと分析してます。
源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと ④アイデアのダダ漏れ
源田選手の守備の何が凄いのか分からん。
そう感じる人も多いと思うんですが。
結論コレは、アイデアが駄々洩れしていて、人々の創造を超えてくる。それが凄みに繋がっているんじゃないかと。
これは、さっき述べた源田選手の凄さは「いつも通り」の安定感って話と矛盾してそうですが、実は思いっきり関係していまして。
例えばですね、
皆さん映画を見ていて、結末って想像すると思うんですね。
で、その結末が全く想像できないドキドキ感とか、読めていたハズの結末とは全く違っと時に「この映画すげぇ。明日学校で飯田にススメよう。」とか人は感じますと。
つまり、源田選手の守備は、
すげぇ物語のすげぇ結末を3秒くらいで見せてくる。
これがミソですと。
部長自身の実体験でですね、カナダで源田選手と国際試合に行った際にですね、
相手の足の速い選手が、三遊間の深い位置に打った打球に対して
逆シングルで華麗にさばいてランニングスローでアウトを取ってくると思ったんですが。
深い位置で両足を揃えて、捕球の確実性を高めつつ送球の強度を強めてアウトにとったシーンがあるんですが、
あとから聞くに
あれが一番確率が高いと思ったのと、カッコいいと思った。とサラッと言っていました。
加えて、基本的に打球に対して5・6個アウトにするパターンがあって一番確実で華があるプレーをイメージしているそうです。
そこで部長はションベンちびった訳なんですけど。
普通は迷うんです。5個も6個もパターンがあっては。
選択肢が多いことは、必ずしもいい事ではないと思っていた部長は
やっぱりこいつは普通じゃない。そう悟りました。
源田選手の中では
自分の一番確実でカッコいい選択>>>>>>>>相手の足
こんな脳みそで守備してます。
そのプレーの結末で、僕は源田短編映画監督の作品に改めて感動させられました。
いつも通り、我々パンピーが想像するアウトの方法から逸脱していてカッコいい。
これが守備で何億も稼ぐ源田選手の凄さなんじゃないかと。
源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと ⑤柔への探究
これまず想像してほしいのが、
バウンドが合わない時って、皆さんどうなりますか?
止めなきゃ!とかバウンドが合わなかったら前に出る!とか、
誰が付けたのか分からない便器の端っこにこびり付いたウンチのようにこの考え方が
脳内からとれなくなっている内野手が多いんじゃないかと。
途中でも述べましたが、体が硬くなる典型的なシチュエーションでですね、それでもなお源田選手は柔らかいんですよね~。
恐らく、どうしてもバウンドが合わないとグッと力が入ってしまう。
そんな経験を経て、それでもボールと衝突せずに、柔らかく処理するための方法を模索して
相当な経験値が溜まっているからこそ、柔らかいまんまを実現できているんじゃないかと。
皆さんも、ぜひ自分の体の自由度に着目して
「あ、いま体を固めちった」とか「打球と腕が衝突した」
とか、あ~じゃね、こ~じゃねしながら
柔への探求をしていってほしいなと思います。
普通固まっちゃうけど、柔らかい。
普通頑張っちゃうけど、頑張らない。
これがゴロ捕球時を含め、源田選手のように守備がカッコよく見える肝だと思います。
ミニグラブと板グラブオススメ
ここで最強アイテムの紹介です。
板グラブとミニグラブ
皆さん守備を上達させたいときに、握り替えを速くしたいと思う人が多いと思うんですが、
握り替えのコツは、右投げの場合
左手でボールを止める=右手を添える=握り替え完了
これです。
具体的にどうするかっていうのは、このアイテムを使えば、勝手にできるようになります。
まず、板グラブで左手でボールを止める=右手を添えてボールを握る=握り替え完了
え。捕球と握り替えってイコールにできるんだ。
そんな感覚が養えます。
捕球=握替えの感覚を掴めて来たらミニグラブで、板グラブを使っている時と同じ感覚でボールを握り替える練習をしていきます。
で、最後にいつも使っている自分のグラブで同じ感覚で捕球ができるようになれば
あなたも立派な握り替えマスターです。
これ、なんで皆やらないんだろう。
とずっと思ってます。
上手い人みんな使ってます。
是非参考にしてみてください。
源田選手に学ぶ ゴロ捕球 まとめ
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと① ボールを置く位置
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと② 「目線」へのこだわり
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと③ 一生懸命からの脱却
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと④ アイデアのだだ漏れ
- 源田選手学ぶ:ゴロ捕球時に大事なのこと⑤ 「柔」への探求
最後にまとめると
昔、源田選手の守備を真似ようと思って、打球に対して
確実で華のあるプレーを5つ選択しようとした結果。
どれにするか選んでる間にボールが自分を通り越してエライ目に遭いました。
以上です。