本記事では、アマチュアのトップチームまで上り詰めた僕JP侍が、
少年野球に時代に没頭した練習を紹介するよ!
今回は、様々な守備の上達法が本やネットで得られる時代で
ある意味で原点回帰な練習法が守備の上達には欠かせないことについて言及します。
ですのである程度信頼してもらえるないような内容になっていると思います。
結論から言うと
守備をうまくするなら壁当てを極めればうまくなります。
僕自身、少年野球の頃に自宅前の壁に向かって数千球の壁当てを繰り返していました。
壁当てで鍛えた守備力で日本代表レベルまでのし上がったといっても過言ではありません。
しかしただ闇雲に壁当てを繰り返せばいいわけではなく、どんな目的で取り組むのかによって中身は大きく異なりますので、
本記事で壁当て守備練習をオススメする理由とデメリットについて言及ししつつ、具体的にどんな方法でやると守備が上手くなるのか紹介ます。
それでは早速いきましょう^^
守備を上達させるなら壁当てを極めるべき理由 5選
まず初めに壁当てを極めるべき理由、メリットについては以下の通りです。
- ノッカーがいらない
- 場所を取らない
- 反復練習に最適
- ボールは一球で十分
- 送球練習も兼ねる
壁当てを極めるべき理由 「ノッカーがいらない」
打球を再現してくれるのは「壁」なので、1人でできます。
「こんなバウンドの打球を練習したい」と思ってもノッカーの力量によってはそれが実現しません。
また、守備練習というとどうしても複数人の人が必要になってしまいがちですが、壁当ては数ある守備練習の中で唯一「1人でできる守備練習」です。
壁当てを極めるべき理由 「場所がいらない」
壁当ては練習には広いグラウンドも広大なスペースもいりません。
使えそうな壁と自分の間に数メートルあれば十分です。
限られたスペースでも知恵を絞れば様々な練習ができます。
壁当てを極めるべき理由 「ボールは一球で十分」
壁当てはボールケースに何球も必要ありません。ボールは一球で十分です。
そのボールが真っ黒になるまで何回も何回も繰り返しましょう。
壁当てを極めるべき理由 「反復練習に最適」
複数で行うノックや守備練習は、自分の番まで回ってくるまでめっちゃ時間かかったりします。
人のプレーに関心をもって良い所を自分のものにしたり気づいた所を指摘してあげることももちろん大切です。良し悪しを見抜く目も養われるでしょう。
ですが今回は記事の主旨はあくまで練習方法なので別の話です。
当たり前ですけど壁当ては投げたらすぐにボールが来ますから自分のスキルアップには最適です。誰を待つわけでも邪魔をされるわけでもないですからね。
壁当てを極めるべき理由 「送球練習も兼ねる」
壁に当てたボールの跳ね返りを捕球して別で準備したネットに送球することもできますが、送球の基本は「正面からくるボールを正しく捕球して正面に送球する」です。
壁当ては自然とこの動作を反復するので、送球の技術向上が見込めます。
もちろん正しいステップのやり方を知らないと変な癖がついてしまうので、ステンップに関する記事をぜひ参照ください。
参考にしてみてください^^
壁当てのデメリット
正直あまりデメリットは感じたことがありませんが敢えて挙げるなら
以上の2点でがあげられるかなと言った所です。
それぞれ解説していきましょう。
壁に当たって跳ね返ってくるボールの回転が単調
そもそも壁当ては基本練習の反復ですからデメリットには当たらないと言えます。
とは言え、非常に地味な練習であることもまた事実です。
実際の打球ではトップスピン、サイドスピン、バックスピン、無回転、様々な打球が飛んでくるわけです。さすがにそれは壁当てでは再現しきれないので、ノッカーに打ってもらったりバッティング中の守備でリアルな打球をたくさん捕りましょう。
あくまで壁当ての目的は基本の動作の体得です。
肩肘に故障の不安がある選手は取り組めない
そもそも肩や肘に不安を抱えている選手はボールを投げらることすら難しいので壁当てはできません。当たり前ですけど。。
その場合はノックを打ってもらって捕球からステップまでの動き作りに集中しましょう。
守備を上達させるなら壁当てを極めるべき 方法論
ここからは、具体的にどんな方法で壁を活用すると守備が上達するのかについて紹介していきます。
それぞれの方法をざっくりと解説していきます。
壁当て練習方法 「股割りゴロ捕球」
普通に転がってくるボールを足を動かして捕る練習がオーソドックスではありますが、
壁との距離を4〜5mほどにして、股を割った状態でキープして何球か連続で捕球する練習です、基本姿勢や目線の高さを感覚的に覚えさせるために行います。
また、低い体勢でキープした状態ですので下半身の強化にもつながります(けっこーしんどいです)
壁当て練習方法 「至近距離ハンドリング」
壁との距離を上の方法と同様の距離くらいにして、壁に強めの送球を当て短い判断時間で正確にボールを捕球する練習です。
1人でも十分効果的できますが別の方法としては
壁に向かって捕球体勢で待ち構えた状態で、自分のすぐ後ろの人にボールを投げてもらい跳ね返ったボールをキャッチする練習です。
この練習の利点は他者に背後から投げてもらうことでどこにボールが来るのかわからない状態をあえて作ることで、より効果的にハンドリングでの対応力の向上が期待できる点です。
壁当て練習方法 「リアクションボールを使う」
リアクションボールを使用することにより高度な守備練習になります。
真っ平らな壁だったらそりゃまっすぐ跳ね返って来ます。
リアクションボールを使うことで壁に当たった跳ね方から地面でのイレギュラーまで不規則性が強くなるので、動きの基本ができて来た人にはオススメです。
壁当て練習方法 「ショートバウンド送球でカットプレー練習」
「壁」はゴロだけでなくショートバウンドで壁に当てることでノーバウンドでも返せます。 カットプレーやゲッツーの転送などの練習にも応用ができます。
距離を取りすぎてはノーバウンドで跳ね返すことが困難になりますので
適度な距離を保ってください。
壁当て練習方法 「連続壁当て競争 (4〜5人)」
壁当ては1人でできることがメリットではあるものの、複数人で壁当てを交互に行い
握り変えミスやジャックル、壁までショートバウンドを送球した場合や暴投した場合に減点を設けてゲーム感覚で行うこともオススメです。
送球した次の人が捕球して送球。さらに次の人が捕球して送球。とグルグル回って行います。グループで連続何球ノーミスで壁当てを続けられるかという勝負をしてみても面白いですよ^^
補足として僕の経験談を少しだけ
先ほど、リアクションボールで
ランダム性を増す方法を紹介しましたが、壁そのものがボコボコしていればいるほど差難易度の高い守備練習ができます。
実際、僕が少年野球に所属していた頃、実家の壁を使って真っ暗になるまで壁当てしていましたが、その壁超いびつだったのでとんでもない方向に跳ね返ったりすることもありました。
壁がいびつな形ほど予期せぬ跳ね返りを生むことでランンダム性が最強になります。
これがなかなかの萎えポイントで、取りに行くのメンドくさい、どこに跳ね返ってんだよ!って怒るにも相手は「壁」だし。ぶつくさ言いながらボールを拾いにいっていました。
でも実はこれがめちゃくちゃいい練習を生み出してくれたんです。
と言うのも、フライもライナーも高いバウンドもあらゆるパターンを生み出してくれる有能な壁でした。
しかも超いびつと言いながら何千球も繰り返しているうちにあるポイントだけ高確率でまっすぐで簡単なボールが跳ね返ってくることに気づきました。
そのポイントに何球連続で正確に送球し続けられるか的な1人ゲームをしました。
すると自然と「いいリズムで正しい捕球とステップと握りができればいい記録を生み出せたのです。
そのことに気付けたおかげで今があると言っても過言でありません。
ちょっと失敗するととんでもないところへ飛んで拾いに行くのめんどくさかったのでめちゃ本気でピンポイントに狙ってました。笑
今でも実家に帰省してその壁を見るたびに「よくやったなぁ」と思います。っとまぁ幼少期の記憶です。自分語りになってしまし申し訳ありませんでした^^;
【野球選手必見】守備を上達させるなら壁当てを極めるべき理由 まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は守備を上達させるなら壁当てを極めるべきについて書いていきました。
最後に今日のポイントをおさらいします。