筆者は25年以上に及ぶ長い野球人生で、途中で挫折して野球をやめていった人をたくさん見て来ました。
そんな中で、野球を挫折しやすい人の特徴というものがある程度自分の中で分かっているので本記事では野球で挫折する人の特徴を解説します。
この記事を読んでくださった読者の
という事を知って頂き、仮に今当てはまってしまっているとしても、今日この瞬間から意識と行動を変えればきっと今よりも素敵な野球人生を過ごせますので心配しないでくださいね!
自問自答してこの先も野球人として大きく成長していきましょう。
前置きとして「優勝まで手が届かずに悔しい思いをした」などは挫折には入りませんのであらかじめご了承ください^^
↑(こんなもん最高に素敵な経験ですから、前を向いて進みましょう!)
野球で挫折する人の特徴 5選
いきなり結論から述べると、野球で挫折する人の特徴は主に以下の5つです
- 集団生活や集団行動が苦手
- そもそも練習しない
- 理論ばかりが先行している
- 他人と比べがち
- めっちゃ怪我する
なんて思ってしまったそこのあなた。
今はセーフだとしても、今後野球を続けていくうえで、知らず知らずのうちに上の5個に当てはまっていることもあるので注意が必要です。
定期的に
というようにこの記事が自分を見つめ返すきっかけになってくれたらうれしいです。
早速ひとつずつJP侍の経験に基づいて解説していきます。
集団生活や集団行動が苦手
野球に限ったことではありませんが集団生活や集団行動が苦手な人はどうしても団体競技をやる上で挫折してしまいがちです。
特に野球という競技特性上、全ての行動を個人で行うことはできないスポーツです。
プレーにおいても仲間にカバーしてもらったり仲間をカバーしたりしながら失点を防ぎ、得点を目指すスポーツだからです。
いくら自分だけ野球が上手くても1人でアウトは取れません。
集団の中のルールはしっかり守り周囲からの信頼を得ながら自分の個性を生かす方法を考える必要が常にあります。
その反面、自分の意思を持って1人で行動できる強さも同時に求められます。
矛盾しているようですが、集団で行動できる協調性と1人でも行動できる主体性は両方とも必要だということを認識しましょう。
集団の規律を守り、集団から離れたら1人の野球人として自立した行動を心がければ必ず必要とされる人材になれるでしょう。
そもそも練習しない
いうまでもない気はしますがそもそも練習嫌いの人は挫折しやすい傾向にあります。
「自分はこうなりたい。そのためにこうする」という具体的な意思を持てない人は目指すべきものがないので練習への意欲が湧きません。
そうなってしまうと少しずつ野球から気持ちが離れてしまいます。
また
やりたい時はやる。やりたくない時はやらない。といったムラっけがある選手も同様です。
このパターンの人も長続きはせず挫折します。
根本的に「ボールを投げる」「ボールを打つ」という事がいくら好きでも
気分が乗らないからやらない。今はやりたくない。などの言い訳ばかりが先行して練習をサボる癖がつくとなかなか治りません。
誰にでも体がしんどい時や、気分が上がらない時はあります。
それでも自分を奮い立たせてバットを握って振る習慣がある人が野球を続けていけると思います。
理論ばかりが先行している
理論だけ立派でパフォーマンスが低い人の大半は挫折します。
勉強して知識を蓄える事は非常に大切であることに異論はありません。
しかし、理論ばかり先行して実際に体を動かして技術練習はロクにしないのではいつまでたっても技術は進歩しません。
知識はそこそこに、はじめはとにかく数をこなすことをオススメします。
とはいえ、ただ闇雲に練習すればいいというわけではないですが、とにかくやってみる。
そしてやりながら考えていく事が大切です。
他人と比べがち
他人と比べすぎて劣等感を感じてしまう選手は挫折します。
あいつはこれだけ速い球を投げられるのに俺は、、、
みたいに考えてしまうと自分の能力に失望して辞めてしまいます。
人それぞれ得意不得意があって当たり前なので、自分の得意な事を誰にも負けないくらい伸ばすことを考えましょう。
それでも上には上がいます。
球速には自信があったのに、更に速い球を投げる選手はいます。
自分の得意な事すらもなかなか通用しないのであれば、それはそれでその時にまた別の勝負できそうな所を探せばいいだけです。または得意な部分をさらに伸ばすための別の方法を探すのもいいでしょう。
とにかく周りと比較しすぎず自分の得意な分野で勝負することを常に心がけましょう。
めっちゃ怪我する
めっちゃ怪我する人も挫折しやすいです。
体の強さも人それぞれですから、個人差はあります。
ですので一概には言えない部分ではありますが、自己管理不足で怪我を頻繁に起こしてしまう選手は、改善の余地があるはずです。
練習することも大切ですが、体のケアや休養は練習と同じくらい大切だということも事実です。(サボっていいわけではありません)
練習で痛めつけた体をしっかりとストレッチや交代浴で次の日に疲れを残さない工夫をしましょう。
小中高生は回復力が高く体への配慮がないがしろにしがちですが、
長く野球を楽しむなら練習後のダウンやストレッチ、定期的にマッサージに通うなど自分の体への投資は積極的に行いましょう。
【あなたは大丈夫?】野球で挫折する人の特徴 5選 まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、本記事のまとめをしていきます。
- 集団生活や集団行動が苦手
- そもそも練習しない
- 理論ばかりが先行している
- 他人と比べがち
- めっちゃ怪我する
以上になります。
冒頭も述べたように、上記の挫折しやすい人の5つの特徴を踏まえ、読者の皆様ひとりひとりが野球を大好きで居続けられるように定期的に自分を見つめなおしてほしいなと思います。
仲間との絆を大切にしながら1人の野球人として自立し、小さな目標をクリアするためにコツコツ練習しながらも体のケアを怠らず最終的なそれぞれのゴールに向かって頑張っていきましょう!