体育会系の親御さんでしたらお子さんに水泳を経験させてたいな〜と考える方もいると思います。
結論から言いますと
僕は大賛成です
野球をやる上で水泳は非常に相性がいいんです。
ちなみに僕は3歳から6歳までスイミングスクールに通い
ジュニアオリンピックの強化指定選手に選ばれるまで頑張ったものの小学生になったら野球をやる気満々でしたので辞めました。
しかし野球をやる上で水泳は「やってよかったなぁ」と思える経験だったので、ぜひ多くの球児に挑戦をしてもらいたいと思います。
プロ野球選手にも大谷選手、菅野選手、山川選手など超一流のプロ野球選手も幼少期に水泳を習っていたことは有名な話ですよね。
ちなみになんですが、山川選手のピアノも超絶うまい事はご存知の方も多いかと思いますが、ぼく山川選手のピアノを生で聞いて感動して泣きそうなりました。
まぁそんなことは置いといて
水泳が野球のパフォーマンスに対して具体的にどんな効果があるのかについて様々な情報がありますが
僕が実際に水泳を3年間続けてきた経験と、その後の野球生活でも水泳トレーニングを定期的に取り入れてきた経験をもとに解説していきます。
今回は水泳がもたらす野球への影響について
水泳もやるべき理由 6選について解説していきます。
【結論】野球をやる人が水泳もやるべき理由は6つ
野球をやる人は水泳もやるべき理由は以下の6つです
- 水泳は野球と違いバランスよく筋肉が鍛えられる
- 水泳は肺活量がアップする。野球の練習量を増やせる
- 水泳を取り入れることで肩関節の可動域が広くなるので野球の動作にいい影響を及ぼす
- 水泳の基本「バタ足」は野球で超使う部分「股関節」
- 水泳と野球どちらも重要「呼吸の重要性」
- 水中では外部の音が遮断される
さっそく1つずつ理由を解説していきます。
水泳は野球と違いバランスよく筋肉が鍛えられる
どの動きにしても必ず水圧と全方向に負荷がかかるので、全身の筋肉がバランス良く鍛えられます。
野球という競技特性上、どうしても動きに偏りが出てしまい左右で筋肉量の違いが出てしまいがちです。
仮に読者の方が右投げの場合にキャッチボールを100球行なった後、左投げで100球行いバランスを整えたりしていますか?
ほとんどの方がNOだと思います。仮に毎日やるとしたらとんでもない時間と体力がかかります。
どうしても投げる動作や打つ動作は体の特定の箇所に負荷がかかってしまうのは仕方がないことです。
元来、人間の体は「打つ」「投げる」ために特化した体ではない認識が必要です。
体のバランスが崩れると様々な故障の原因になります。しかし、定期的な水中トレーニングによって全ての動きに対して圧が掛かってくれるために体のバランスを整える効果があります。
水泳は肺活量がアップする。
そう思う人もいるかと思いますが
肺活量、、超重要です。
ただでさえ、特殊で専門的な動作の多い野球は練習時間は長引きがちです。
どうですか?みなさんのチームは
人の集中力の限界は2時間らしいから2時間で終わり!!
そんな方針でしょうか?
最悪の場合、ウォーミングアップとキャッチボールで2時間経過。。なんてこともあるのではないでしょうか?ちなみに僕はバント練習で5時間やった経験があります。
それはさておき
正直なところ体力勝負的な要素も大きいんですよね野球って。
だから水泳で肺活量を鍛え、一度に取り込める酸素の量を強化することによって、回復力を向上させることが可能になるわけです。
プロの一流選手に水泳経験者が多いという事実に少なからず影響していると思います。
何たって彼らの体力は半端じゃないですから。ようはそもそも沢山練習できる体力が必要って事ですね^^
水泳を取り入れることで肩関節の可動域が広くなるので野球の動作にいい影響を及ぼす
プロで活躍する投手の幼少期は水泳に取り組んでいる事が多いのは先述したとおりです。
水泳による効果は筋力への影響だけでなく、関節(特に肩関節)への可動域の向上に効果を発揮します。
考えてみればわかると思いますが、例えば
犬かきのように手首だけで水を掻くのと腕を大きく使って水を掻くのではどちらが速く泳げると思いますか?
当然ですが腕を大きく使った方ですよね。
水泳はより速く泳ぐために肩甲骨を目一杯使う必要があるので、必然的に大きく腕を使う感覚を養うことができます。
それと同時に肩関節の安定性を高めるインナーマッスルの強化して怪我防止も同時にできてしまうのですから一流選手が取り入れるのも納得できますよね。
水泳の基本「バタ足」は野球で超使う部分「股関節」
水泳の基本は「バタ足」です。バタ足は膝から下を折りまげる(石ころを蹴飛ばすような)動作ではなく、股関節で水を蹴る動作です。
野球のプレーにおいてこの「股関節」を使う感覚はいろんな場面でめちゃくちゃ多用します。
股関節の使い方を初めから知っている選手と知らない選手では技術的な伸び率に大きく影響する部分であることは間違いありません。
さらに
肩甲骨と同様に使い方だけでなく強化も同時にできるますので美味しいことだらけだと個人的には思います。
水泳と野球どちらも重要「呼吸の重要性」
水泳を行うことで、息を吸うタイミング 吐くタイミングが体に自然と染み込みます
そう思うかもしれませんが、これも野球の上達を目指す上で大切なスキルです。
実は泳ぐ時も投げる時も動作中は息を止めずに吐きながら行うことがパフォーマンスの質を向上させるということが科学的に証明されています。
野球に置き換えると
バッティングも息を止めて打つよりインパクトの瞬間に一気に息を吐いた方が再現性が高まる(つまり確率が上がる)ということです。
水中はもちろん呼吸はできません。息を吐く動作の意味は以下の2つです
- 体の動作の再現性を高めるために息を吐く
- 次の息継ぎで効率的に酸素を取り込むため息を吐く
そして吸う動作で次の動作のエネルギーを蓄えるわけです。
水泳はそれを体系的に学べる最高のトレーニングというわけですね。
水中では外部の音が遮断される
ちょっと理解しにくいと思いますが
簡単に言うと
気泡がゴポゴポする音と自分の口から吐く呼吸の音以外は水の中は音がしません
まぁ先生が吹く笛の音とかは聞こえますが。。。
水中で泳いでいる時は嫌でも自分の体の使い方に意識が向きます。
もちろんプールの底のラインを見ながら進路を調整したり、平泳ぎなら反対サイドまでの距離を確認したりしますが、
ほとんどの場合
自分の爪先から指先まで神経を通わせて、どうやったら少しでも速く泳げるかに意識が向くんです。
この体の末端まで神経を通わせて体全部に仕事をさせる意識は野球の動作においても非常に重要な役割を果たします。
基礎的な動きを早めに学ぶことで定期的にトレーニングとしての効果を高められる
野球をやる上で、定期的な水中トレーニングはさまざまな効果をもたらしてくれます。
筋力強化にもなるし、疲労回復にもなるし、故障後のリハビリとしても利用されます。
疲労回復の仕組みは
水圧により血流を促進し疲労回復や筋肉痛を緩和する効果を発揮します。
血液の巡りが良くなるから回復も早いよーってことですね^^
これからの野球界はさらに他のスポーツの動作を用いてパフォーマンスの向上に努める方向性が強くなると思います。
ですので、基礎的な体力と技術だけでもいいので早いうちに泳ぎ方をマスターしておいた方が後々いろんな場面で「やっていてよかった」と思う瞬間が来るでしょう。
野球と水泳の相性は◎ むしろやった方がいい理由6選 まとめ
いかがだったでしょうか。
野球と水泳の相性は◎ むしろやった方がいい理由6選を解説していきました。
最後にもう一度まとめると
- 水泳は野球と違いバランスよく筋肉が鍛えられる
- 水泳は肺活量がアップする。野球の練習量を増やせる
- 水泳を取り入れることで肩関節の可動域が広くなるので野球の動作にいい影響を及ぼす
- 水泳の基本「バタ足」は野球で超使う部分「股関節」
- 水泳と野球どちらも重要「呼吸の重要性」
- 水中では外部の音が遮断される
水泳で得られる野球への影響力はプロ野球選手も証明している部分ですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか^^
今回は以上になります。では。