本記事では、野球選手の視力が低下したことによる苦労について述べて生きたいと思います。
結論から言うと野球選手の視力はマジで大切です。
筆者自身は中学生ごろから視力の低下を感じながら野球をプレーし続けて来ましたが、大学時代にはいよいよハッキリとボールが見えなくなったりサインが見にくくなったりしたのでコンタクトレンズデビューしました。泣
最近ではスマホの普及により、若い世代でも普通にスマホを所持してネットを使ったり動画鑑賞したりするのが普通の時代になりました。
その影響もあってか若い世代の視力が年々低下して来ている研究結果もあるほどです。
スマホのブルーライトによる影響は少なからずあることは間違い無いと思います。
画面にブルーライトをカットするフィルムを貼ったり、眼鏡を買ったりして対策をすべきです。
スマホ以外にも、テレビゲーム、パソコンなどの電子機器はもちろんのこと暗い部屋での読書やテレビ鑑賞など目に悪い行為はなるべく控えましょう。
視力0.3の筆者が実体験を元に書き記していきたいと思います。
僕の簡単なプロフィールです。興味がある方は是非、下記のリンクも見てみてもらえればと思います。
- 6歳から野球を始める
- 体が小さく、非力で、挫折しまくる
- 生き残るために考え続け、人から学び、行動を変化し続ける
- 21歳で日本代表選出。世界と戦い、世の広さを知る。
- 計5回の日本代表を経験し。3度の日本一を達成。
- 共にプレーした仲間には球界最高投手やホームラン王も。
- しかし、プロの道は開かれず。。。現在はサラリーマンとして働く。
- プロへ進むものと進まざる者を見続けた経験を踏まえ、「上手くなりたい」「プロへ行きたい」そんな球児に自分の経験を伝え、夢を叶えるために努力する子供たちを応援するためにブログ開設
興味がある方は、渡邉の生い立ちを下記のリンクからどうぞ^^
ぜひ一度ご覧になって頂けると嬉しいです。
では本題に移りましょうー^^
野球選手の視力が低下して苦労する事
始めに言っておきますが、別に視力が落ちたらもう野球がまともにできないとか、そんなことを言いたいわけではないです。
今ある、良く見えてる目を大切にしてほしいという願いです^_^
目が悪くなったら全てが終わりではありませんのでご心配なく。
現状、視力が良い球児たちもこれから視力が落ちないとは限らないので、視力が悪くなるとこんなに苦労することが増えるんだ。。
と知ってもらえればと思います。
「見えにくい」というストレスはボールを目で追いかけて続ける上で大きな悪影響があることは言うまでもありません。
では僕自身、視力が落ちてしまったことによって苦労した事を経験を元に大きく4つに分けて解説していきたいと思います。
- 打球への一歩目が明らかに鈍る
- 夕方や曇りの日などローライトな時間帯はボールが見えにくくなる
- ナイターは特に見えにくい
- サインの見落としがある
一つずつ解説していきます^^
打球への一歩目が明らかに鈍る
守備において、インパクトの瞬間がボヤけて見えるとスタートの一歩目が思い切り良く切れないことが多くなります。
良いスタートの一歩目が切れないことは、守りにおいて致命的とも言えます。
実は筆者自身がコンタクトレンズや度入りサングラスを使用する決断に至ったのは
打撃面ではなく守備面においての影響を強く感じたからです。
バッターボックスから投手までの距離よりも守備位置からバッターの距離のほうが当然遠いわけですから、近視や乱視でピントが合わない状態に陥りやすくなります。
インパクトが詰まったのか、それとも芯を捉えたのか、目で見て判断できないのは野手にとって致命的になります。
インパクトの音で判断する選手も中にはいましたが、大きなハンディを背負っていることには間違いないでしょう。
夕方や曇りの日などローライトな時間帯はボールが見えにくくなる
天候が良く比較的明るい状況でプレーするぶんにはそこまで見えにくいと言うストレスは感じませんが、夕方や曇りの日のように「薄暗い」状況下ではストレスを感じながらプレーすることになります。
意外と知られていない事実として、人間の視力は1日の中で少しずつ低下していきます。
つまり朝起きた時が最も視力が良く、時間の経過とともに視力が低下していくので夕方や夜になると朝ほどクリアに見えていない状態といえます。
これは視力がいい人も例外ではありません。視力が悪い人は尚更見えにくいと感じます。
時間の経過とともに見えにくさを感じたらコンタクトレンズやメガネを検討する段階に入っているかもしれません。
ナイターは特に見えにくい
ナイターでのプレーや夜間の室内での練習は非常にストレスを感じます。
先ほど述べた夕方や曇りの日よりも見えにくさの度合いが大きくなります。
もちろん個人差はありますが、筆者を含め視力が悪い周囲の野球人もナイターでのプレーや室内でのプレーにはストレスを感じながらプレーしている人は多くいます。
夜間のナイターや室内で野球をする場合は、その時間帯だけコンタクトレンズをするなどの工夫をする必要があります。
そうならないためにも、
携帯のガン見、長時間のゲームは控えましょう。
なん~にもイイことないですから。
サインの見落としがある
シンプルにサインが見えないことが増えます。
え?監督のサイン。手首触った?肘触った?やべ。わかんねぇ。
なんてことになって審判にタイムを要求して監督にもう一回サインを出してくれと要求して激怒されたこともあります。笑
試合の流れを止めてしまう行為ですので、さんの見落としがないように目ん玉ひんむいて見る必要がります。これもめっちゃストレスです。
あ〜なんで視力悪くしちまったんだ俺。。。
何度後悔したことか、、、どうか球児たちよ自分の目を大切にしてくれ。
スマホのSNSに球児たちの時間と視力を持っていかれないことを切に願います。。
では次にコンタクトレンズや眼鏡、度入りのサングラスなどで視力を矯正した場合について解説します。
コンタクトレンズを使用して低下した視力を矯正しても、、、
コンタクトレンズを使用して低下した視力を矯正してクリアに見えるようになったとしても苦労することは多々あります。
ざっと羅列すると以下のことがあります
- 風でコンタクトレンズが乾く
- 目に異物が入っているのと同じ
- 眼球運動と同じ動きをするわけではない
- 管理が大変
- ランニングコストがかかる
風でコンタクトレンズが乾く
風が強い日はコンタクトレンズを使用している人にとっては地獄です。
一瞬で目が乾いてしまい、視界がガッツリぼやけることもあります。目薬などで、小まめに目の水分を十分な量に保つ心掛けをしましょう。
ちなみに補足的な説明をすると、風が舞って砂埃が舞っているような状況も地獄です。この辺りはコンタクトレンズ使用者の宿命になります。
目に異物が入っているのと同じ
そもそもコンタクトレンズは目に異物を入れているのと同じですので、目がゴロゴロして涙が止まらなくなったりすることもありますし、プレー中にレンズが取れてしまうこともあります。
これらの解決策としてはどうしても合わない場合は別の新しいコンタクトレンズを使用して見たり、紛失してしまった場合の予備を常に持ち合わせておく必要があります。
眼球運動と同じ動きをするわけではない
眼球運動のスピードにコンタクトレンズがついてこないのはご存知でしたでしょうか?
例えば、ボールを見るために急に眼球を右に動かした場合
コンタクトレンズは少し遅れて瞳の位置(この場合は右方向)にジワっと移動します。
ですので、急に眼球を動かす場合はコンタクトレンズの正しい矯正を受けずにボールを見ていることになっているのです。
そもそも人間の眼はボールの動き全てを見ていのではなく、ある程度の軌道を予測してボールを打ったり捕ったりしているので、そこまで大きな影響は感じません。
余談ですが、自分が打者で相手投手がセットに入ってから中々投げないと、
コンタクトがカピカピに乾いて目がやられます。そうなったらもう最悪です。
最後は心眼でボールを捉えましょう。
管理が大変
目に入れる物体ですから、管理はとても慎重に行う必要があります。
1Dayのコンタクトレンズであればその日限りですからそこまで大変ではありませんが
(もちろん使い捨てですからその分コストはかかります)
2weekのコンタクトレンズを使用しする場合は、常に使用前と使用後に必ずコンタクトレンズを洗浄する必要があります。
コンタクトレンズのケースもグラウンドに持ち出して砂が入っていたりしたら大変です。
大切な目を傷つけかねません。
ランニングコストがかかる
使用している以上は、常に新しいコンタクトレンズに買い換える必要があるのでコストがかかります。
先ほども述べたように1Djinyコンタクトレンズともなるとかなりお金がかかります。
視力さえ落とさなければ、お金をかける必要がないと部分なので、視力の低下は金銭的にもダメージが大きいといえるでしょう。
参考:コンタクトレンズは野球をする時以外は外しておくべき。
本来。目の周りには薄い涙の膜が張られていて、涙やまばたきによって表面に水分量を保って酸素を供給しているのですが
コンタクトレンズは目の表面に付着している状態なので、涙やまばたきによって酸素が供給されるはずがレンズが邪魔をして目に酸素が行き届かない状態になります。
目が乾いてくると涙が出てきたりまだたきをしたくなるのは水分が減って目の酸素が足らなくなるために生理的に起こる現象です。
ドライアイの人の目が赤く充血しやすいのは、目の血液の量を増やして酸素を取り込むために眼球に血を集めているのです。
ですので、日常生活はできるだけ目の潤いを保つためにコンタクトレンズを外し、スマホの画面を長時間凝視したりするのは極力控えましょう。
度入りのサングラスで視力を矯正しても、、、
- 高価な買い物になる
- 管理が大変、傷ついたりしたら買い直ししないといけない
- 視力が落ちていくと度数の変更でさらに費用がかかる
- 裸眼の状態での視野を全てカバーする事はできない。
高価な買い物になる
スポーツ専用の度入りの眼鏡、サングラスともなると何万円もします。
超高いですよね。。
とうちゃ〜ん!おれ目が悪くなった!スポーツ用のメガネ買って〜!!
なんてことが通用するのはどっかの社長の息子だけです。
目の検査をすることも、自分にあったサイズを探すのにも時間と金を食われますので
ぶっちゃけいいことなんて何もないです。
ちなみに筆者は5万円の度入りのサングラス作って1ヶ月後にボールがぶつかって壊れた時は泣きそうになりました。
管理が大変、傷ついたりしたら買い直ししないといけない
コンタクトレンズのように、サクサク新しいものへ変えるなんて事はできません。
何万円もするアイテムですから、レンズに少しのキズがついても直せません。
視界に小さなキズが入ったままプレーするのは視力が悪い状態でプレーするのと変わらないくらいストレスがかかります。
ですので、使用後のメンテナンスや洗浄なども細心の注意を払ってやる必要があるので
管理は決して楽ではないと言えます。
視力が落ちていくと度数の変更でさらに費用がかかる
視力の低下にともない、いま使用している眼鏡や度入りのサングラスでは良く見えない状況になってくる事もあります。
そうなってくると必然的に、今の自分に合った新しい眼鏡を買う必要があるので
その都度おおきな出費になってしまうのは避けられない部分です。
裸眼の状態での視野を全てカバーする事はできない。
コンタクトレンズと同様に裸眼で見えている視野と、眼鏡のレンズで矯正する視野の広さは違います。
どうしてもカバーしきれない部分も多少は存在してしまうのはやむを得ないです。
その他の視力の低下を矯正する方法
ICL・・・目に直接レンズを埋め込む手術
レーシック・・・角膜を焼いてピント調節を正常に戻す手術
MRフタワソニック・・・超音波によって目の周りの凝り固まった筋肉をほぐして視力の回復を促す機械治療
など視力に関する矯正方法は様々です。
まぁ繰り返しになりますが、そもそもお世話にならないことが大切です。
【野球選手】視力が低下して苦労する事 まとめ
- 打球への一歩目が明らかに鈍る
- 夕方や曇りの日などローライトな時間帯はボールが見えにくくなる
- ナイターは特に見えにくい
- サインの見落としがある
- 風でコンタクトレンズが乾く
- 目に異物が入っているのと同じ
- 眼球運動と同じ動きをするわけではない
- 管理が大変
- ランニングコストがかかる
- 高価な買い物になる
- 管理が大変、傷ついたりしたら買い直ししないといけない
- 視力が落ちていくと度数の変更でさらに費用がかかる
- 裸眼の状態での視野を全てカバーする事はできない。
視力は野球をする時だけでなく、あなたの人生そのものに大きな影響を与えます。
スマホの普及によって目を酷使する事が知らぬ間に増えている今の時代だからこそ
自分の目に対する意識を少しでも持ってあげる事で視力の低下を抑える事は十分に可能なはずです。
では、今回は以上です^_^