本記事ではスタンドティーでの裏技的な練習方法について書いていきます。
初めて聞いた人には目からウロコ間違いなしの情報ですので是非最後までご覧頂ければと思います^^
スタンドティーは止まったボールに対して自分のポイントはどこかを確認するための打つために最適な練習アイテムです。
リーチ(腕の長さ)や胸郭、肩甲骨の可動域または柔軟性によって人それぞれもっとも力だ伝わりやすいポイントは微妙に異なります。
今回は、打撃練習としてよく目にするスタンドティーのより実践に近い練習方法を紹介します。
そんな難しくなるわけないでしょ。
と思う方もいると思います。確かに止まってるボールですが今回はちょっとしたひと工夫で試合のようなゲーム性や正しくミートする難易度を少しだけ上げた練習方法を紹介していきたいと思います^^
練習のバリエーションに加えていただけると嬉しいです!
結論
2人1組での次の4つのパターンを練習することで 「超実戦向きな」練習が可能です。
打つ側とバットを持ってボールをティースタンドの根元を叩いて落とす側の2人で行います。
落とす側の人は、ボールの近くを叩くと打者のバットと接触する危険がありますので
必ずスタンドティーの真ん中から下を叩いきましょう。
この練習の面白いところを最初にお伝えすると
ボールを落とす役の人が、どんな事をしかけてくるのかワクワクします。
10球トライして何球が成功できたのかゲーム性を持たせながらできますのでとてもオススメです。
1人でスタンドティーで練習するよりも2人でやる方が駆け引きがあって面白いですからね。
それでは1つずつ画像付きで解説していきます。
スタンドティーでストレートを打つ練習
通常みなさんがいつもやるようなスタンドティーを使った練習ですね。
打者は立ち位置によって練習したいコースがインコースなのか、アウトコースなのか
必ず最初に決めてから取り組んでください。
どっちのコースの方が打ちやすいとかが感覚的に分かりやすいですからね^ ^
スタンドティーにボールを置く役の人は特に何もする必要はありません。バッターは自分の好きなタイミング、やりたいコースのボールを思い切り打ちましょう。
実践していただくとわかりますが、落とす役がバットを構えているだけで若干ミート率が落ちます。野球ってホント面白いですよね。
それに惑わされずにしっかりとボールを見て打ち抜きましょう。
スタンドティーで変化球を打つ練習
スタンドティーにボールを置く役の人はタイミングよくボールを落とさない程度に軽くスタンドを叩きボールを動かしてあげます。
直前で動かしてあげれば、手元で動く変化球。カットボールやツーシーム系のボールですね。
すこし早めに動かしてあげればカーブ系の遅い変化球と同じ間合いが作れます。
落とす側にちょっとコツがいるかもしれませんが、別にボールが落ちてもそれはそれで良い練習になるので気にする必要はありません。
少し触れただけでも落ちてしまうスタンドティーでしたら変化球を打つ練習としてではなく変化球を見逃す練習として使えば問題ありませんのでご心配なく^ ^
現代の投手はメジャーリーグの影響もあり、ボールを少しだけ変化させる事が主流になっています。
芯を少しだけずらしてフェアーゾーンに飛ばし、球数を少なくする狙いで多様されています。
これに対して打者が、少し変化したからバットが出ないのではどんどんストライクを取られて苦しい状況になってしまいます。
つまり ちょっとボールが変化したぐらいでも思い切り振り抜ける選手が必要になってきます。近代野球の打者にとって特に重要な練習と言えるでしょう。
スタンドティーでストレートと変化球の両方に対応する練習
スタンドティーにボールを置く役の人はバッターを迷わせる意識でスタンドティーを叩くフリをしてください。
打者は打ちに行く中で、ボールが落ちるのか落ちないのか両方をケアしながらスイングをします。
この練習の効果は
2ストライクに追い込まれた後、様々なボールに対してコンパクトにミートする技術の向上に効果的です。
ただし!
あまりやりすぎるとスイング自体が小さくなって小手先でバットコントロールする癖がつき、強いスイングできなくなる事もあるのでやりすぎ注意です。
0ストライクや1ストライクの設定でしたら、ストレート狙いで思いっきり振り抜き
仮に変化球で曲げられた(ボールを落とされた)としても空振りしてOKです。
ストライクのカウントによってスイングの質を変える練習になります。
スタンドティーで低めの変化球を見逃す練習
スタンドティーールを置く役の人は打者がトップからバットを振り出すタイミングでスタンドティーの根元を叩き、ボールを落としてください。
この練習の効果は
毎度空振りでもする自分に嫌気がさすわ!!
クッソ〜〜〜!!
って人に効果的です。
ベッドを返さずにボールの内側を打つ事(インサイドアウト)を意識できていればヘッドが残り、ボールを見極めることが出来ます。
この練習も、インパクトの直前で落としてもらえれば速くて手元で鋭く落ちるスプリット系の落ち球の練習になります。
反対に、早めに落とせば落差の大きいハッキリとしたワンバウンドを見極める練習になります。
落とし手のティースタンドを叩いてボールを落とすタイミングが重要になりますので色々なタイミングを試して見てください。
【超実践向き】スタンドティーを使った練習方法4選 まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に今日の上達法をまとめます
以上を実践していただければ選手の皆さんの練習の中身がより濃いものになりますのでチャレンジして見てください^^