本記事では、25年以上の野球人生を過ごして来た僕自身と、身近な野球仲間たちも共感する「野球人生で後悔していること」を紹介します。
これからの輝く未来を生きる野球少年たちに出来るだけ早く知っておいてほしい内容になってますので、是非参考にして見てください^^
【結論】野球人生で後悔しがちなことは以下の6つ
先に本記事の結論から上げると
筆者の25年以上の野球の競技経験をもとに、その他多くの野球人が年齢を重ねてから後悔しがちなことは主に次の6つです。
では早速1つずつ解説していきます。
球児達よ。とくと見よ!野球おじさんはこんな後悔しているぞ
俺たちみたいなってくれるなよ!!
野球人生で後悔しがちなこと ① 【寝ること】
練習や試合で傷ついた筋繊維の回復、成長ホルモンの分泌に必要不可欠な睡眠。
とくに10代の頃は細胞の活性が高く、新陳代謝が活発に行われます。
怪我の回復にも適切な治療で回復を早める方法はいろいろとあるものの、
人間そのものが持っている回復は、栄養と水分と休養で行われます。
睡眠が欠けてしまうと怪我の治癒に時間がかかり、復帰が遅くなるリスクもあります。
それだけではなく、睡眠不足は集中力の低下を招きパフォーマンスの質を下げます。さらには体調を崩したり睡眠不足が原因で死に至るなんてことも実際に起きているのも事実です。
「寝る間も惜しんで野球に没頭する」ことを完全に否定したいわけではありません。
むしろ結果を出すためにがむしゃらに取り組むことはいいことです。
そもそも論で、本人にそれだけの情熱がないとできないことですからね。
とはいえ大切な成長期を寝不足によって成長を妨げてしまうのは勿体無いですしのは個人的には後悔しているので
「しっかり寝よう!」
そこの君!ゲームも面白いからやりたい気持ちもわかる!
しかし寝るんだ!毛布にくるまれ!
野球人生で後悔しがちなこと ②【柔軟性の維持に努めること】
人間の体は酷使を続けて放置すると徐々に柔軟性を失い大きな怪我を招くこともあります。
早い人では小学生の低学年くらいには筋肉の柔軟性が落ちてくるひとも普通にいますよね?
特に、肩関節、胸郭、股関節の柔軟性の低下はパフォーマンスの低下だけでなく大きな怪我をしてしまう原因にもなりかねません。
イチロー選手が四六時中ストレッチしているのは有名な話で野球をやる方なら一度は目にしたことがあると思いますが。
(実際には初動不可トレーニングもガッツリやってます)
それぐらい筋肉の柔らかさや可動域を大切にしているということは言うまでもありませんね。
テニスの世界ランク1位のジョコビッチ選手も、セルフケアで自分の身体の状態をチェックしているそうです。
少しの筋肉の硬さや張りが勝負を左右するという強いこだわりを持っています。
使った体は必ずダウンで一度温めて筋肉がよく伸びるようにしてからじっくりとストレッチの時間を確保しましょう。
少しでも早い回復力と柔軟性の意地と向上に務めることが将来あなたの野球選手として能力を最大化させてくれることでしょう。
ちなみに僕の体は衝撃的な硬さです。
野球人生で後悔しがちなこと ③【ほどほどに筋力トレーニング】
ある程度、トレーニングをして筋肉を「鍛える」「育てる」「刺激を入れる」意識を若いころから持っておきたかったと後悔しているひとは多いです。
勿論僕もその一人です!どやっ
若いころにそのような意識の下地というか基礎は作って置いた方がよかったなと後悔しています。
僕が野球を始めた頃はウェイトトレーニングの重要性など全く知りませんでしたし、野球界の中でも浸透していませんでした。
しかし今はプロ選手やトップアマの選手は皆、ウェイトトレーニングを精力的にこなしています。
もちろん小学生や中学生からガンガンやる必要は全くありませんが
筋力が少ないうちは関節を痛めたり、正しいフォームが身に付かず怪我に繋がるため
適度なトレーニングはホルモンの分泌を促して身体的な成長を促進する効果も得られる事が科学的に証明されているそうです。
なので、「自体重や水泳などの低負荷で筋肉に刺激を入れていく習慣というのは早いうちからやっておけばなぁ。。」
なんてことを野球人が後悔しがちあるあるですので参考までに^^
野球人生で後悔しがちなこと ④【食べること】
これ。めっちゃ大事。最近では「食育」なんて言われたりもしていますが、食事への意識や知識は早くから真剣に向き合っておけば良かったなぁなんて遠い目をしている野球おじさんは結構います。
はいっ!!僕もです!!
結局、人間の体は食べて吸収しないと強くはなっていかないです。
食べるのが苦手って人も、とにかくまずは食べられる物を沢山食べるでいいと個人的には思います。
あ。ポテトチップスとかはダメですよ?笑
食べるは生きることですから、しっかりとご飯を食べられるようになってから、栄養バランスや食べるタイミングなどの質を求めていけば、いいと思います。
とにかく10代は食え!!食う体力をつけよう!
ほんで食への興味が湧いたらどんな成分が体に影響を与えるのか学んでおくことをお勧めします。
僕は食うことも寝ることも惜しんで遊ぶタイプだったので野球人生の晩年になって
「もっと食べることと寝ることにも興味があればもうすこしスケールの大きい選手になれたかもなぁ」
なんて思ったりしてます。まあ今更遅いですが。。
未来ある球児たちに伝えたいです。切実に。
そこの君!!今すぐポテチを棚にしまうんだ!!!
シケないように輪ゴムでしっかり止めてな!オカンに怒られる前に!
野球人生で後悔しがちなこと ⑤【目のケア】
最近はねぇ。
やれswitchやらスマホやらを当たり前のように皆持っていて、それら電子機器を顔にへばりつくんじゃないかってくらい近くで見る事が増えました。
僕も中学生から高校生くらいだったかな。。
パソコンやら携帯やら目を寄せて物を見ることが生活の中に入りすぎて、視力落ちました。
なかなか後悔してます。
それこそレーシックやろうかなと思って、レーシックで視力を取り戻した人の話を聞いたり、コンタクトにしたり普段はメガネにしたりと。
まぁ不便!!!
本当に目は大切にしましょう。
「ゲームをやる時間や携帯を見る時間を1時間までにする」など工夫をすれば目の消耗は抑えられます。
そのほかにもブルーライトがカットできるメガネや携帯やパソコンのフィルムも売っています。
これらを買って目の健康の為にお金を投資することはこれからの時代はより一層大切になります。
最近では、防犯として小学生でもすでに携帯を持つことも普通になりました。
動画を視聴して野球の勉強をしている選手も沢山います。
しかし、あまりにも携帯を凝視する時間が増えすぎて視力を落としてしまっては、パフォーマンスを上げるために動画で勉強しても視力が落ちてボールが見えにくくなってしまっては本末転倒です。
と思うかもしれませんが、本当に何かと不便ですしストレスが溜まるので目のケアや負担を軽くする事を
10代から心がけるべきだと思います。
今の時代「携帯を見ない」なんてほぼ不可能ですから、上手に付き合っていきましょう。
スマホのない生活ができれば目へのダメージはとても小さくなるので、できるのであれば最高だと思います。
しかし、その生活を実現すると同時に、
あなたには周りの友人から「仙人」というあだ名が授けられることになるでしょう。
野球人生で後悔しがちなこと ⑥【我を押し出すこと】
長く野球を続けているといろんなチャンスが訪れます。
たとえば、監督からある日突然
だったり
なんてチャンスが舞い込んでくることもあります。
その時に遠慮がちに「いや。僕なんか、、ピッチャーなんてできませんよ」
と、本当はちょっとやってみたい気持ちがあるのに遠慮してしまうなんて事はありませんか?
本心で
「いや。俺はマジでピッチャーは無理。野手やりたい。」
って人は問題ないですが、責任のかかるポジションを任せてもらえるチャンスを変な照れやプライドで棒に振ってしまってはもったいないです。
僕自身もプロ野球選手になるチャンスがありました。
学生野球の時に監督から「プロ野球へ挑戦したいか?挑戦したいのならプロ志望届を出す」
という問いに。
「まだ実力がないので、アマチュアで腕を磨くべきだと思います」
と答えました。プロ野球選手になりたいという夢がありながらそう答えた理由は
プロ入りを目指した先輩方が撃沈した姿を見て「俺にはまだプロで生きて行くのは無理だ」と思い込んでしまいました。
ただ、本当の心の底にある本心は
「プロ野球で挑戦したい」だったのは確かですが
僕は自分の夢への想いにフタをしてしまいました。
その結果、プロ野球選手になれるかもしれない絶好のタイミングを失いました。その後、元チームメイトや後輩などがプロで活躍する姿を見ると嬉しい反面
「自分でもできたのでは」と悔やむ気持ちがありました。
なので、この記事を読んでくださっている皆様に伝えたい事は
自分の夢の実現のために、ちょっと強引でワガママに我を押し出しましょう。
変に謙遜したりする必要はありません。あなたの努力や結果が引き寄せたステップアップのチャンスですから、
折角のチャンスを
「いや、僕は、、、」なんて死ぬほどもったいないです。ってか僕はそれで死ぬほど後悔してます。
チャンスがあるなら堂々と掴緑に行きましょう!
「やっとけばよかった。。」野球人生で後悔しがちなこと 【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
本記事では、僕自身の25年以上の野球人生で「やっとけばよかった。。」と後悔していること6選を紹介していきました。
最後に本記事をまとめると
以上になります。あくまで僕自身と、同じく長く野球を続けて来た身近な仲間たちが「もうちょっとやっとけば未来が変わったかなぁ」なんて思うことを紹介しました。
もし20年くらい前の自分に会えたら間違いなく今回の記事の内容を力説すると思います。笑
是非参考にして明るい未来を手に入れましょう!